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空気の色は何色?
依然として解消されない“建材臭さ”
昨日の体験です。
ある会社のショールームで行われた勉強会に参加しました。
時間は約3時間。
室内に入って先ず感じたことは、「建材臭い・・・」、
それほど強くはないのですが、刺激臭がするのです・・・。
職業柄、建材の臭いには敏感になっていると思いますが、
勉強会の間中、その臭いに慣れることがありません。
しかも、なかなか話に集中できない状態でした。
ちょうど仕事中に、タバコの煙で集中力が切れるのと同じような感じです。
もしこれが自社のオフィスだったら・・・、
学校や幼稚園・保育園などの教室だったら・・・、
自宅の書斎や子供の部屋だったら・・・、
良い環境といえるでしょうか?
良い結果に結びつくでしょうか?
勉強会終了後に確認したところ、
「そうなんですよ、臭うんですよ」とのご返答。
部屋を借りて3年になるそうですが、借りた当初は非常に臭かったそうです。
しかし、3年経っても臭いが抜けないとは・・・。
もちろん使われている建材はF☆☆☆☆です。
この会社の方達は、慣れているので言われなければ気にならなくなっているようです。
しかし、訪問者の多くは、建材臭を意識するのではないでしょうか・・・。
もしシックハウスや化学物質に敏感な方であれば、とても滞在できない空間だと思います。
応急対応として、リバースワックス(抗酸化リバース溶液入りのワックスで、化学物質を低減する)の塗布をお奨めしました。
いつも感じるのですが、もし空気に色を着けることができるとしたら、「黄色」とか「橙色」を着けたくなります。
自分の中では、清々しい空気の色ではありません・・・。
水や食べ物であれば、嫌な臭いがしたり嫌な味がするものを、意識的に飲んだり食べたりしない、という選択ができます。
しかし空気の場合は、余程ひどい場合でない限りなかなかうまくいきません。
なぜなら、空気は水や食べ物と違い、“常に摂取し続けなければならない”からです。
いくら嫌でも、3分と呼吸を止めることはできません。
ましてや、多くの人にとって、少し気になる程度、あるいは我慢できる程度であれば、自分だけがその場を離れることはなかなかできません。
なぜなら、シックハウスや化学物質に対する理解のある人でない限り、そのような行為は
“わがままな行為”、“自分勝手な行為”
に映るからです。
※関連記事は、ブログカテゴリー:どうしてもお伝えしたい!の中の、「シックハウス これだけは知っていただきたい!」をご参照下さい。
室内の建材臭や化学物質濃度は、使用する材料や工法の選択により最初から低く抑えることができます。
しかし、F☆☆☆☆認定を受けている建材も、臭いの強さや化学物質の放散量など、その性能は様々です。
パンフレットやカタログ、ネット情報だけでは、材料の臭い、施工後の臭い、完成後の室内の化学物質濃度は分かりません。
建材サンプルを取り寄せたり、モデルルーム、完成見学会への参加など、ご自分の「鼻」で体験するとともに、施工物件の室内空気測定データ(特にTVOC:総揮発性有機化合物量)をチェックすることもシックハウス対策、化学物質対策の一つになります。
※最近では、臭いの強い化学物質から臭いの少ない化学物質へと使用材料をシフトしているメーカーが多く、一概に臭いだけが判断基準にはなりませんが・・・。具体例は、次回から紹介する「シックスクール事例」をご覧下さい。
自宅の空気環境は、自分自身で作り上げることができます。
各家庭で自衛することがとても大切です。
是非、有害な化学物質の少ない空間造りを意識してください。
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