Home > 室内環境事例 Archive
室内環境事例 Archive
あらためて考えさせられる、室内空気環境の重要性
- 2009-08-07 (金)
- スタッフルーム | ニュース&トピックス | 室内環境事例
私たち人間は1日に、
食物を1kg~2kg、
水を2kg~3kg、
空気を15kg~20kg、
体に取り入れています。
7月4日に開催されたリバースジャパン記念講演会で、
特別講演していただいた新潟大学大学院自然科学研究科の赤林伸一教授によると、
人体が体に取り込む汚染物質等の摂取量(重量比)は、
食物からが「7%」、
飲料からが「8%」、
外気からが「5%」、
産業排気から「9%」、
公共施設の空気からが「12%」、
そして、
室内空気からが、なんと「57%」になるそうです。
食物や飲料のからのほうが「多い!」、
と思っていた方が多いのではないでしょうか。
多くの方々にとって、意外な数字だったようです。
しかし、汚染物質などの80%以上を空気から取り入れていることを知ると、
空気の重要性を再認識させられるのではないでしょうか。
さらにもう一つ、
私たちの吸っている室内空気を水に置き換えて考えると、
それはまるで、
「たくさんの人が泳いでいるプールの水を飲んでいるのと同じ」
なのだそうです。
・・・、飲みたくないですね・・・。
水や食べ物と違い、空気の汚れは非常に分かり難いことも事実です。
また、私たちは通常、3分と呼吸を止めることができませんし、
呼吸することをやめることもできません。
安心して食べられる「食物」を求める以上に、
安心して飲むことのできる「水」を求める以上に、
安心して呼吸できる「空気」の大切さについて、
今一度考えてみたいものです。
ちなみに前出のプールの話、
昨日打合せをした業者の方々(20代の男性と女性)にもお話ししたのですが、
「想像するだけでも嫌ですね」
という反応でした。
私達のような仕事をしていたり、
実際にシックハウスや過敏症であったりしなければ、
室内空気の汚れを意識することはほとんどないようです。
また、このような話題や情報に接すること自体、普段の生活ではないそうで、
情報発信の大切さをあらためて痛感しました。
室内空気の大切さをより多くの方々に意識していただけるよう、
また、リバース工法の存在をより多くの皆様に知っていただけるよう、
これからも様々な情報をお知らせしていきたいと思います。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
依然として解消されない“建材臭さ”
昨日の体験です。
ある会社のショールームで行われた勉強会に参加しました。
時間は約3時間。
室内に入って先ず感じたことは、「建材臭い・・・」、
それほど強くはないのですが、刺激臭がするのです・・・。
職業柄、建材の臭いには敏感になっていると思いますが、
勉強会の間中、その臭いに慣れることがありません。
しかも、なかなか話に集中できない状態でした。
ちょうど仕事中に、タバコの煙で集中力が切れるのと同じような感じです。
もしこれが自社のオフィスだったら・・・、
学校や幼稚園・保育園などの教室だったら・・・、
自宅の書斎や子供の部屋だったら・・・、
良い環境といえるでしょうか?
良い結果に結びつくでしょうか?
勉強会終了後に確認したところ、
「そうなんですよ、臭うんですよ」とのご返答。
部屋を借りて3年になるそうですが、借りた当初は非常に臭かったそうです。
しかし、3年経っても臭いが抜けないとは・・・。
もちろん使われている建材はF☆☆☆☆です。
この会社の方達は、慣れているので言われなければ気にならなくなっているようです。
しかし、訪問者の多くは、建材臭を意識するのではないでしょうか・・・。
もしシックハウスや化学物質に敏感な方であれば、とても滞在できない空間だと思います。
応急対応として、リバースワックス(抗酸化リバース溶液入りのワックスで、化学物質を低減する)の塗布をお奨めしました。
いつも感じるのですが、もし空気に色を着けることができるとしたら、「黄色」とか「橙色」を着けたくなります。
自分の中では、清々しい空気の色ではありません・・・。
水や食べ物であれば、嫌な臭いがしたり嫌な味がするものを、意識的に飲んだり食べたりしない、という選択ができます。
しかし空気の場合は、余程ひどい場合でない限りなかなかうまくいきません。
なぜなら、空気は水や食べ物と違い、“常に摂取し続けなければならない”からです。
いくら嫌でも、3分と呼吸を止めることはできません。
ましてや、多くの人にとって、少し気になる程度、あるいは我慢できる程度であれば、自分だけがその場を離れることはなかなかできません。
なぜなら、シックハウスや化学物質に対する理解のある人でない限り、そのような行為は
“わがままな行為”、“自分勝手な行為”
に映るからです。
※関連記事は、ブログカテゴリー:どうしてもお伝えしたい!の中の、「シックハウス これだけは知っていただきたい!」をご参照下さい。
室内の建材臭や化学物質濃度は、使用する材料や工法の選択により最初から低く抑えることができます。
しかし、F☆☆☆☆認定を受けている建材も、臭いの強さや化学物質の放散量など、その性能は様々です。
パンフレットやカタログ、ネット情報だけでは、材料の臭い、施工後の臭い、完成後の室内の化学物質濃度は分かりません。
建材サンプルを取り寄せたり、モデルルーム、完成見学会への参加など、ご自分の「鼻」で体験するとともに、施工物件の室内空気測定データ(特にTVOC:総揮発性有機化合物量)をチェックすることもシックハウス対策、化学物質対策の一つになります。
※最近では、臭いの強い化学物質から臭いの少ない化学物質へと使用材料をシフトしているメーカーが多く、一概に臭いだけが判断基準にはなりませんが・・・。具体例は、次回から紹介する「シックスクール事例」をご覧下さい。
自宅の空気環境は、自分自身で作り上げることができます。
各家庭で自衛することがとても大切です。
是非、有害な化学物質の少ない空間造りを意識してください。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
Home > 室内環境事例 Archive
- Search
- Feeds
- Meta